認可外保育園<認定>こどもの森保育園①

認可外保育園見学

説明会へ

認定のこどもの森保育園の説明会に行ってきました。

場所は、中原区役所のすぐ近く、大通り沿いに面した建物の1階部分です。こちらは前から存在じたいは気がついていて、「ここにも保育園があるんだ、大きさからきっと認可外かな」、なんて思いながら、これまで何年もそれはもう幾度となく通り過ぎてきました。

思えば、10月の頭に区役所に保育園申込書を取りに行った時も、11月の頭に申込書を持参した日にも、全く眼中にもなく横切っていたのでした笑。(←そしてその日を境に私の認可外保活が開始)

その時は、まさか自分がこちらの園にエントリーするなんて、本当に頭の片隅にもなかったのです。が、今となってはきちんと説明会を聞くことができ、その存在をしっかりと知ることができて、本当に良かったと思っています。

話が長くなりましたので、先にすすめます。

室内の様子

門を入ったところにベビーカーやお散歩用のカート置き場があり、外壁には園児さんたちの作成物が大きく飾られていました。
入り口を入ると、ほぼ正方形型のお部屋がひとつ。それで全てです。

壁紙はピンクとオレンジの淡い小水玉模様、荷物棚などは色が白で統一されていて、全体的に優しい、ファンシーな雰囲気です。天井には雲の浮かんだ青空の壁紙が貼ってあり、狭さを感じさせない工夫がされています。わかりますでしょうか、なんだかちょっと懐かしい、昭和のデパートで見たような(笑)ここで子どもたちが仰向けになって雲を見ながらお昼寝してるんだなと考えると微笑ましく感じます。

園児さんたちが過ごすのは、この正方形型の部屋ひとつ、と書きましたが、正面奥に2つカーテンで仕切られた部屋があり、向かって右手側は園児さんのトイレ、左手側は職員室スペースのようです。

部屋の窓側の方には、ゲージで区切られたスペースもあり、狭い空間でもその時々で導線を色々工夫して活動しているとのことでした。

(ちなみにこちらの部屋は1,2歳児さんが使っていて、0歳児さんは近くの別の部屋を借りているようです。)

園の説明

さて、園長先生が説明してくださいました。

この園長先生が、なんというかとても包容力のある、素晴らしいお方でした。

認可に入りたい、でも入れないかも、どうしよう、、、!という不安を持った我々お母さん達にどこまでも優しく寄り添ってくださって、認可に入れるまでの間、全力で応援します!というスタンスなのです。その心意気が言葉の端々から伝わってきました。(その理由は詳しくは後述します)

また、子どもたちのことが大好きで、一人ひとりをしっかり愛情を持って見てくださるのだろうな、という感じが伝わってきて、この園長先生の下であれば、きっと子どもも保育者の先生方と信頼関係を築けて、親も安心して預けることができるかもしれない、と感じました。

・・・

色々な園を見学する中で何となく感じたことですが、園長先生には、
保育園運営、経営者としての立場を第一に出されている方と、あくまで
子どもに寄り添った保育士としての姿が前面(もしくは全面)に出ている方とに
大まかに2分される気がしました。

当然ですが、どちらが良い、悪いという単純な話ではありません。経営者的な話し方をされる先生も勿論保育士としての長年のキャリアを積み上げられて今の立場となっている方も多いと思います。
ただ単に、その先生のキャラクターということもあるかもしれません。

ただ、あの園はどうだったけ、と思い出す時に、この園の先生は一歩ひいた冷静な話しぶりだったな、とか、こっちの先生は保育者目線で子どもたちの様子を話されていたな、と園の印象と園長先生の印象は必ずセットで思い出されるのです。
それでいうとこちらの園長先生は後者の、子どもにしっかり寄り添う型の先生なんだな、と感じました。

・・・長々と脱線してしまいました。

園長先生の話をまとめます。

まず、1歳児はこの武蔵小杉周辺は、特に本当に(強調)厳しい

兄弟、認可外加点のない1歳児さん(殆どの場合ランクA-6-2)は例年、相当厳しい。なので、認可に入れるまでの間、こちらでしっかり受け入れてサポートします。早い人だと、数ヶ月でひょんなことで認可に移れたりする可能性もあります。そのため、荷物や着替えなども認可に移ってもそのまま使えるように特別なものを用意していただくことはありません。

 ・・・冒頭から認定園としての使命をはっきりと仰られて、とても親切です。

ただ2021年度は4月時点で初めて、0歳児に空きが出た、普通なら考えられない駅チカの認可(ポピンズさん、グローバルさん、ベネッセ武蔵小杉さんなど)でも空きが出て驚いた。その後、5月、6月以降はすぐまた埋まって戻ったが、この4月入園の傾向が、コロナ控えで今年に限った一時的な傾向なのか、もしくは今後全体的に、マクロ的に少しずつ入りやすい傾向に変わっていくのかは全く見えません。

  (↑区役所の窓口の方も同じことを言っていました。)

そして、認定の場合、100人規模の定員でこの地域一帯の認可もれの子どもたちを受け入れてきてくれた小杉ベビーセンターさんが来年3月末に閉園する影響がかなり大きい。

 ・・・これは本当にその通りです。なにせ我が家は「もしも認可が落ちてもベビセンがあるからきっと大丈夫!」と思って全く認可外保活をしていなかったのですから・・・。

完全に当てが外れてしまいました苦笑。

認可は年々増えてきているので、もしかしたら来年度も意外と認可に入れるのかもしれない。でも小杉ベビーセンターさんが受け入れてきた人たちの分が他の認可外に流れてどうなってしまうのか(溢れてしまうのか)、蓋を開けてみないと全く分からない。

・・・ということは、今回の2022年度の結果が出揃ったら、ここ1,2年、単年でしか見えていなかった結果からやや中長期的な傾向が掴めて、2023年度の方はもっと保活がやりやすくなるのでは、とも思います。

(やっぱり認可は超絶厳しいとなれば認可外の見学にも早めに力を入れる、意外と認可にすんなり入れそうとなったらまずは認可に絞ってとにかくじっくり細かく検討できる、など。←私が全く出来ていなかったことですが笑。)

こちらの園は15年前に開園されたようで、当時は近くにはなんと、新日本すみれ保育園くらいしか認可保育園がなかったとのこと(!)

考えてみれば15年前は駅前のタワマンなどもまだほとんど建っていなかったのでしょう。
そう考えると本当にあらためて、武蔵小杉のここ10数年での(街と人口の)発展というのはものスゴイものなんだなあ、と話を聞いていて感じました。

・・・今ちょっと調べてみると、武蔵小杉での初のタワーマンションが、ザ・コスギタワーで、
2008年6月施工とのこと。ということは15年前は、ほとんどというか、
なんと1本もタワマンがなかったのですね、びっくりです!

長くなってしまったので、続きはまた後日書きます。

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