認可外<企業主導型>みんなのほいくえんatむさしこすぎ①

認可外保育園見学

説明会へ

「みんなのほいくえんatむさしこすぎ」の説明会へ行ってきました。

こちらの園は、イトーヨーカドーの裏手側、中原警察署の大通りから一本奥まった細い通りにあります。南側に大きなマンションがあるので日は当たらず、ちょっと暗い通りですが、車もほとんど入ってこないという意味では安心かもしれません。

正面から見ると2階建てのコンパクトな建物で、向かって右側に2階へ続く外階段がついてます。私は外観から見ててっきり園は1階部分だけで結構せまそうと思っていましたが、2階にも保育室があり、3階部分が屋上となっていました(詳しくは後述します。)入り口付近にお散歩用のカートが折りたたんでありました。

園内の様子

入り口を入ると正方形のおへやで、木製のゲートで左右に分けられています。

室内は全体的に木のぬくもりが感じられてやわらかく、今風のおしゃれな、あたたかい雰囲気です。私たちはゲート内に入り、ホワイトボートが貼られた壁面を正面にして座る形でお話を聞きました。

保育園にホワイトボードってあまり見かけない気がしますが、説明会後半ではこのホワイトボードに園児さんたちの活動の様子を映像を映して見せてくれました。その中でリトミックのシーンがあり、そのリトミックでもホワイトボードに映像を映し出して映像と音楽に合わせて園児さんたちが楽しそうに体を動かしていました。細かいことですが、こういった調度品のホワイトボード一つとっても、カリキュラムの内容(詳細は後述)からも、“ザ・保育園”というより、“プリスクール”的な雰囲気(←ちょっとかっこいい笑)が感じられます。

☆追記:カリキュラム内容については下記に書きました。

パンフレットにも

「・・・少し大人なマテリアル 大人すぎず、子ども過ぎず、みんなが過ごす空間デザイン、それが『みんなのほいくえんatむさしこすぎ』」

と書かれてあり、まさに(!)、という感じです。

てっきり1階だけかと思っていたら2階もあるということで、横幅の広い階段を上がって行って見学しました。 1階は0、1歳児さんが半分ずつ使用、そして2階は2歳児さん用のスペースとトイレ、沐浴室、また病児保育用のお部屋(詳細は後述)、外階段から入れる独立した玄関口がありました。                        

園庭はないのですが、夏には3階の屋上で水遊びも行うということで、屋上も見せてもらいました。認可外だと入り口付近の猫のひたいほどの狭い部分で水遊びする園が多いので、通行人の視線を気にせずに充分な広さで思い切り遊べるのはとても良いなと思います。

全体的に(そもそも1階だけと思っていたからというのもありますが)、0〜2歳児まで(しかも定員15名)で1,2階、屋上まで使えるのは、他の認可外に比べるとはるかに充分広いという印象でした。

園の特徴

説明会での話を下記のとおりまとめます。

病児保育があること

説明を受けて、病児保育のあることがこの園の一番の特徴だと思いました。

そんなに表立って案内されていないので、説明会に参加しない限り、ほとんど、99%の人は気がついていないんじゃないかと思います。(それとも知らなかったの私だけ?!)

こちらの園は看護師も常勤していて、2階の半分が病児保育用のスペースとなっており、通常の保育スペースとドアで区切られています。そして独立した玄関があり、きちんとトイレも分けられています。

通常の保育園だと37.5度以上の熱があれば登園出来ませんし、38度を超えると即呼び出しの連絡がかかってきます。こちらの園に入園すれば、もちろんあまり利用せずにすむにこしたことはないですが、突然の熱や病気で(子どもの発熱はいつでも突然・・・)、でも急に仕事休めない(泣)!!という時にもそのまま登園できます。働くママ(&パパ)にとってかなり心強いです。

そして、この病児保育は、在園児さんや卒園児さんだけでなく、なんと一般でも受け入れ可能とのこと。年齢も0歳(6ヶ月)〜小学生以下まで可です。ただし事前申込みが必要で、一般は1日利用料が7,700円(給食、おやつ代含む)です。
(ちなみに在園児さんは無料…うらやましい限りです。)

独自の食育プログラム

中の広さまでは確認できませんでしたが、きちんと調理室があり、毎食、自園調理されています。認可外は調理室がなく外部調達の園も多いのでこの点は良いなと思いました。

そしてこちらの園は食育にもとても力を入れている様子が伝わってきました。季節ごとの献立の写真を何枚か見たのですが、とってもかわいくてテンションが上がってしまういわゆる「映える」メニューなのです!

食への意欲=「食べる楽しさ」を知ってもらうことに重きを置いているそうで、イベント時にはごはんも星型に型抜きしてあったり、おかずにも目鼻がついて、うさぎさんやくまさんのようなキャラクターの顔になっていたりと手のこんだ食事でした。

こんなお昼ごはんを食べられたらそれはもう給食大好きになるだろうな、と思いました。インスタ投稿もされているようですので、気になる方はチェックしてみてください。

そして食育の一環で、0歳児さんから食器もプラスチックではなく、落としたら割れるしっかりとした陶器のもので、お皿を大事に使おうね、と声がけしているそうです。(現実に落として割った子はいないとのことです。)

企業主導型であること

今回この園を見学して、企業主導型保育園というのは(こちらとニチイキッズの2園しか見ていないため私の思い込みもあるかもしれませんが)、保育年齢や保育面積等の違いはありますが、限りなく認可に近い気がしました。看護師や自園調理で栄養管理士の先生まで常任していて、かなりきちんとしています。

それでいて保育料は認定と違い、年齢によって一律の金額(←超重要ポイント)なので、そもそも認可に入りづらいと言われる世帯年収の家庭の場合、保育料が無料となる3歳児までこういった企業主導型のようなきちんとした園なら認可外の方がもしかしてよっぽどお得なのでは、、、、!!と、超遅まきながら改めて思ってしまいました。(実際その戦略で早めに動かれる方も多いと思います。)

ただし、企業主導型という制度上、企業提携枠の子を半数以上取らないといけないため、定員15名中、少なくとも8名以上は企業枠、地域枠は残り7名以下となります。

そして実際のところ、今年度は企業枠10名、地域枠は4名(受入月齢と保育面積の都合上で今年は定員14名で満席の受け入れで、地域枠はさらに限られた人数となっています。

地域枠の入園はかなりの狭き門で、「みんな」のほいくえんというにはハードルが超高すぎます(涙)

ただし、出来るだけ幅広い職業の方々を対象にということで、認可のような加点方式ではないため、仕事が正社員だけでなくパート等の方も同条件でお申し込みいただけるとのこと。また川崎市在住でなくても全く問題なく、実際に過去には、菊名や、都内の中野の方から通われていらっしゃった方もいたということです。そういった意味での「みんな」なのでしょう。受入可能な人数は限られてはしまいますが、認可からもれてしまったお子さんの受け皿としての任務をしっかり担ってくださっている印象です。 

長くなりましたので、園の概要情報と申込方法は次回まとめます。

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